クレヨンは、顔料と蝋(ワックス)を練り合わせて作られています。クレパスよりやや硬く、濃淡や強弱のない均質な線が描けます。スケッチやクロッキーなどの素描や、形を線で表現することが多い低年齢の幼児に適しています。
クレパスは、クレヨンの主原料に液体油をまぜて作られています。クレヨンより軟らかく、伸びが良いので面描が簡単にできます。混色や重ね塗りがしやすく、微妙な色合いを作ることができ、表現の幅が広がります。なお、クレパスは1925年に株式会社サクラクレパスが開発したもので「クレパス」の名は登録商標となっています。一般名称は「オイルパステル」です。